竜ヶ岳 登山道整備の会
三重県鈴鹿山脈北勢に位置する竜ヶ岳
その山並みは一目で同定できる山容である
山頂周辺には熊笹とシロヤシオの樹木のみ生息し
一年を通じて風が吹き抜ける特異な地形を有している
夏は風が心地良く厳冬には狂風により人の侵入を拒絶する
そんな竜ヶ岳に魅せられ捕りつかれた狂者たちの会が存在する
それが 竜ヶ岳登山道整備の会 である
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
活動資金援助受付のご案内
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会及び竜ヶ岳登山道整備の会は、竜ヶ岳の自然を守り後世に伝える活動をしてまいりました。
しかしながら自然の崩壊する速度に追いつくことが出来ず、登山者の道である登山道や、登山道が起因する自然の衰退を止める事が出来ない状況となっています。
2017年から竜ヶ岳の自然を未来へ・・を合言葉に行ってまいりましたこの活動も今年で6年目を迎えました。
今後も活動を続けるに当たり、現在の竜ヶ岳を後世に伝える為には、人と自然の分離を促進し登山道から派生する自然崩壊を止める必要があります。
その上で、緑が回帰した竜ヶ岳の登山道を歩き、その山容に抱かれ自然と対等に向き合えた時、初めて共生が成り立つと考えます。
この活動を通じて、竜ヶ岳の自然を後世に伝えるには毎年沢山の資金が必要になり、宇賀渓観光協会様を筆頭に、株式会社ヤマップ様、日本山岳遺産基金様からご支援を頂いてまいりましたが、資金調達には大変苦しい状況が続いております。
以上の事から、竜ヶ岳の自然を未来へ・・にご賛同頂ける方へお願いです。
この活動にご賛同頂ける方からドネーション(寄付)の受付を始めました。
山の中で実際の整備作業は大変ですが、活動資金や資機材購入のご協力もできますので、是非皆様のお気持ちを竜ヶ岳に届けさせてください。
22年度・23年度費用概算※労務費別
YAMAP支援階段設置とメンテナンス 105万円
日本山岳遺産木道設置とメンテナンス 80万円
日本山岳遺産山頂直下登山道整備と植生保護※計画 130万円
竜ヶ岳自然環境保全管理棟建設 230万円
資機材ヘリコプター空輸 115万円
資機材運搬費 15万円
橋階段破損改修補修 15万円
他登山道整備資機材購入 55万円
22年度・23年度費用実績 745万円
※竜ヶ岳自然環境保全推進委員会及び
※宇賀渓観光協会より出資と支援金にて賄っています
ドネーション先(寄付)
銀行名 三重北農業協同組合
支店名 石槫支店(金融機関・店番号 6649-084)
種類 普通・一般
口座番号 0038777
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
リュウガタケシゼンカンキョウホゼンスイシンイインカイ
金額は問いませんので、沢山の方のご支援お待ちしております。
9月2日 竜ヶ岳大ガレ崩壊箇所に新迂回路を設置しました。
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会監修により、竜ヶ岳登山道整備の会が執り行いました。
以前の迂回路は2014年に設置し、登山道として安定するまで2年ほど掛かっています。
今回の新迂回路も安全な登山道として安定するまで同期間を要すると推測しています。
利用される方は足元に気を付けて通過してください。
尚、積雪期のルートに関して、順次現地確認を行いルート設定を行って行きます。
大ガレ既存迂回路から外れた箇所に、けもの道を利用した新迂回路を設定しています。
初めは不安定ですが、登山者の踏圧により徐々に安定していきます。
丁張を設置し、亀裂進行の方向・期間・気候変動前後の状態変化を調査します。
新迂回路は、既存迂回路の約2倍の距離になりました、大ガレに近寄る事は大変危険ですので、規制ロープ内に入らないでください。
8月29日竜ヶ岳大ガレ崩壊箇所に仮迂回路を作りました、本対策は9月2日3日竜ヶ岳登山道整備の会により行われます。
※本対策は竜ヶ岳自然環境保全推進委員会により安全を確認の上行っています。登山者による大ガレ整備は災害に遭遇する恐れがある為ご遠慮ください。また個人での情報の利用と配信は真実と異なる恐れがありご注意ください。
以前の沈降は1m程でしたが、本日調査した結果、2.4m程になりました。
今後は丁張調査を行い定期的に配信を行います。
12年前は大ガレ危険の看板横が登山道でしたが、現在は5m程ガレが進行し近づく事が出来ない位置にあります。
亀裂を避けた位置に、ロープによる案内をした仮迂回路を設置しました。
まだ足元が安定していない為、通過時は気を付けてください。
8月26日竜ヶ岳大ガレ崩壊箇所へ進入禁止、迂回路通行注意!
※本調査は8月26日竜ヶ岳自然環境保全推進委員会により安全を確認の上行っています。登山者による大ガレ進入は災害に遭遇する恐れがある為ご遠慮ください。また個人での情報の利用と配信は真実と異なる恐れがありご注意ください。
山頂側から石槫峠方面を見ています。
以前の調査した陥没箇所が進行しています。
手前には亀裂が新たに発生しており、登山道に進出してきました。
登山道上の亀裂を視える化しました。
現状直ぐ崩壊はないと思われますが、歩行時は、足元に注意して頂き立ち止まらず通り抜けしてください。
大ガレ亀裂が登山道を横切っています。
9月2日3日にて現状の大ガレ迂回路を安全な位置に変更します。
竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクト登山道整備ボランティア募集のお知らせ
竜ヶ岳の緑豊かな自然を守り、次世代へこの自然を引き継ぐため、登山道がもたらす環境への被害を軽減し、復元する活動をしています。
鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクトボランティア募集中
2023年度の龍の道再生プロジェクトがスタートします
第一期 4月 遠足尾根最上部植生保護区域整備 完了
第二期 5月 金山尾根中腹整備・植生保護 完了
第三期 6月 資機材ヘリコプター空輸 完了
資機材倉庫周辺環境保護対策
※国定公園法第二種特別地域に準る対応
第四期 8月 クラ周辺砂防・木道整備 猛暑により中止
第五期 9月10月11月 山頂直下笹原再生登山道整備
導水帯埋設自然工法
笹原立ち入り規制区域設置 9月16日設置完了
第六期 12月シロヤシオ保護活動
今後も竜ヶ岳の自然を守る活動を推進します、登山道整備の会が行う環境保全にご理解ご協力をお願いいたします。
自然公園法第20条第3項の規定により三重県知事承認済
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
竜ヶ岳に登山道整備資機材2.6tの空輸が完了しました。
山頂直下の登山道を整備して、人と笹原を分離し登山者による環境破壊に歯止めを掛けるプロジェクトが9月4日よりスタートします。
私たち登山者が出来る笹原の保護と再生に皆様のお力をお貸しください。
2023年度の龍の道再生プロジェクト
9月4日~11月下旬
山頂直下笹原再生登山道整備
導水帯埋設自然工法による施工
笹原立ち入り規制区域設置
今後も竜ヶ岳の自然を守る活動を推進します、登山道整備の会が行う環境保全にご理解ご協力をお願いいたします。
自然公園法第20条第3項の規定により三重県知事承認済
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクトin三重
YAMAP DOMOプロジェクトの支援を受けて、登山道整備・植生保護活動を行いました。
「龍の道再生プロジェクト」
現在遠足尾根最上部は従来の登山道が荒廃したため、安全性と環境保全の観点から一度閉鎖を行い、迂回路を設けて整備を行いました。
迂回路は急な所が無く安全に歩くことができますが、山仕事の道として開かれた樹林帯の中を巡る旧道になります。
この度YAMAP DOMOプロジェクトの支援を受け、展望がよく吹き抜ける風が心地良い尾根道の再生が完了しました。22年7月23日
今後は龍の道再生に伴い植生保護整備を行いますので、ご興味の方は是非ご参加ください。
ご応募はお問い合わせよりご連絡ください。
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
宇賀渓遊歩道再生プロジェクトがスタートしました
宇賀渓遊歩道整備実行委員会が立ち上がりました。
竜ヶ岳の玄関口宇賀渓から、砂山や魚止め滝や長尾滝などを巡る遊歩道を整備し、昔ながら親しまれた宇賀渓を今以上に楽しくなる場所を目指します。
ボランティア募集を始めました、詳細はお問い合わせください
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
宇賀渓遊歩道整備実行委員会
2022年度 竜ヶ岳が日本山岳遺産に認定されました
「日本山岳遺産」とは、次世代に伝えたい豊かな自然環境や、人と自然の関わりがあり、それらを守りながら活用するような地元の活動が盛んな山や山岳エリアを、日本山岳遺産基金が認定するものです。
私たち竜ヶ岳登山道整備の会は日本山岳遺産基金の支援を頂き、この素晴らしき竜ヶ岳の自然を次世代に残し伝えて行く活動を続けます。
龍の道再生プロジェクト
竜ヶ岳登山道整備ボランティア募集
竜ヶ岳の山頂直下やクラ周辺の登山道荒廃により笹の減退が進む事態となっています。
本プロジェクトは登山道を整備し今ある笹を守り次世代に笹の生い茂る竜ヶ岳を残す施策を行います。
施策は沢山の資機材を歩荷し竜ヶ岳を見渡す稜線にて整備作業を行います、皆さんの力を必要としています是非プロジェクトにご参加ください。
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
日本山岳遺産基金認定報告会開催
三重県いなべ市宇賀渓観光協会観光案内施設 竜のコバにて、日本山岳遺産基金認定報告会を開催しました。
日本山岳遺産基金認定証や登山道整備をしてきた記録を地元へ報告し、登山道整備の会会員と共有化を図りました。
竜ヶ岳登山道整備資機材保管小屋・竜ヶ岳自然環境保全管理棟
5月13日現在、緊急時避難小屋として自治体と共用運用してまいりましたが、利用者のモラル低下や風評被害により期限利用停止とさせて頂きます。
関係機関及び利用をお申し出頂いた方々にはご迷惑をおかけしていますがご了承ください。
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
竜ヶ岳遠足尾根登山道開通のお知らせ
遠足尾根登山道の最上部にある急登部の登山道整備が完了しました、以前は荒廃により歩行が困難になっていましたが、現在は導水帯埋設工法による砂防ステップが築かれて安全に歩くことができます。
この斜面で登山道整備に参加された方は46日間、延べ368人になりました。
ご参加された皆さまありがとうございました。
現在は登山道周辺の植生保護活動を行っていますので、登山道以外への歩行はご遠慮ください。
笹原再生保護区域に新しい芽が繁殖し始めました。
竜ヶ岳自然環境保全推進委員会
竜ヶ岳登山道整備の会
宇賀渓観光協会
オフィシャルパートナー
竜ヶ岳山域土地所有者である
四大字生産森林組合・七大字生産森林組合・宇賀渓観光協会の許可を頂き竜ヶ岳登山道整備を進めています
新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じて実施しています。
三重県側の竜ヶ岳山域全域を管轄している七大字生産森林組合・宇賀渓観光協会のご好意により整備の許可を頂いていますので、個人での整備や通行止め箇所への通行などご遠慮お願いいたします。
事業理念
私たちが行う登山道整備とは、竜ヶ岳が有する特異な自然環境を守り、後年までその自然環境を維持していく事を念頭に、SDGs持続可能な開発目標を掲げ登山道が受け持つ環境への影響を最小限に抑える事を基本とし、環境保全を前提とした崩壊箇所の補修や改修を実施しています、またそういった崩壊の進行を遅らせる未然防止策を進めています。
その中で登山道としての基本概念である安全に山に登り下る事に立ち返り、登山道の整備や目印の設置危険個所の改修や迂回路策定などを行い、登山をする皆様が安全で楽しくなる様な登山道整備に努めています。